日誌(WUG, RGR)

Wake Up, Girls! と Run Girls, Run!のこと

Wake Up, Girls!のソロ曲アルバム「Wake Up, Girls! Solo Collection -7 Stars-」の配信開始

2019年3月をもって解散した声優ユニットのWake Up, Girls!には、これまで一般に発売されていない曲がいくつか存在しています。

そういった幻の楽曲の中には、ソロ楽曲と呼ばれるものがあります。これは、2017年と2018年に開催されたWake Up, Girls!のファンクラブ会員限定のイベント「ソロでイベント、やらせてください!2017」および「わぐらぶ限定 TUNAGO東北ろっけんソロイベントツアー」というイベントで初披露、販売されたものです。

これらの楽曲は今まで一般向けに販売されてなくて入手は困難でした。楽曲を収録したCDの付いたパンフレットは中古市場でも高騰していました(1万円から3万円弱くらい)。その楽曲群が2020年1月15日の0:00に、各音楽配信サービスにて「Wake Up, Girls! Solo Collection -7 Stars-」としてダウンロード販売がスタートしました。定額音楽配信サービス(サブスク)ではリリースされていませんが、気軽に買えるようになったのは喜ばしいことです。まだフルで聴いたことのない人はぜひ聴いてください。それらのCDを持ってる人にとっても、吉岡茉祐の『sweet sweet place』は初の「音源化」ということなので、チェックすべきです。

2020年3月8日追記:

FINAL LIVEから1年経ったこの日、定額音楽配信サービス(サブスク)でも解禁されました。

配信サービス一覧

サービス名をクリックすると、アルバムのダウンロード先・配信サービスに飛びます。すべてを網羅できているわけではなく、日本国内向けのリンクのみですが、参考までに。

サブスク

ダウンロード販売

関連

関係者の反応

togetter.com楽曲の解説は湖底人さんの手によるこちらを。

koteijing.hatenablog.com

ソロイベントとは

このソロ曲が披露された「ソロイベント」というのは2015年から2018年までの4年間、毎年3月ごろに開催されていたものです。Wake Up, Girls!全員が登場するイベントではなく、メンバー各個人がセルフプロデュースで(ゲストを呼んだりはしつつも基本的には)一人でステージに上がりました。自作の曲を歌ったり(これもまた幻の曲となってますが…)、たくさんの曲をひたすら歌ったり、一人芝居をやったり、山形のライブハウスに著名な作曲家と大手IT企業の偉い人を呼びつけてステージ上で料理をしてそれを振る舞ったりと、各人の個性が存分に発揮されたものでした。

ちなみに2014年11月15日に「Wake Up Girls!ソロでもイベントやらせてください!@AKIHABARAゲーマーズ本店」というイベントがあったのですが、これは、AKIHABARAゲーマーズ本店で開催された「Wake Up, Girls! ミュージアム」関連の吉岡茉祐単独のトークショーで、本記事で触れているイベントは別のものです(→Wake Up, Girls! ミュージアムやらせてください!@AKIHABARAゲーマーズ本店|ゲーマーズ特設サイト)。このイベントに関連して、2014年当時のWake Up, Girls!の置かれていた状況が思い出されるエピソードがあります。詳しくは→Wake Up, Girls! 島田真夢 生誕祭 メッセージボード - Togetterを。

2015年3月7日、3月8日に開催された最初のソロイベント「Wake Up, Girls!ソロでイベント、やらせてください!」は、今はなき原宿ASTRO HALL(2017年12月31日をもって閉店)で開催されました。このイベントは2014年に発売されたWake Up, Girls!のキャラクターソング「Wake Up, Girls!『Character song series』」のCD初回特典、「ソロ単独イベント 優先申込み応募券」を使って応募して参加する形式でした。一般発売がありつつも申込は殺到し、私は3月7日の3公演には参加できたのですが3月8日の公演は全部落選、animeloLIVE!での有料配信を見たことを覚えています。田中美海が担当した最終公演では最後にサプライズとして全員が登場し、2015年のライブツアーの告知が行われました(→Wake Up, Girls!2度目のツアーが決定 | WebNewtype)。九州への初上陸には九州出身者である私は驚きました。

2016年には3月20日、3月21日の2日に渡り、新宿BLAZEで開催されました。これは2015年に開設されたWake Up, Girls!のファンクラブ「わぐらぶ」の会員限定でした。私は青山吉能ソロイベントは落選しましたが、それ以外の6公演に参加することができました。内容については、@wugnewsの両日のログを参照してください(→2016年3月20日2016年3月21日)。参加できない公演の時も会場前の広場にたくさんのワグナーが集結していて、一種のお祭りのような感覚でした。

2017年は3月18日、19日の両日、(またまた)今はなきディファ有明で開催されました(→WUGLOVE Soloevent 2017)。前年同様、ファンクラブ会員限定です。

f:id:mickn:20200115112221j:plain

2018年のソロイベントは「わぐらぶ限定 TUNAGO東北ろっけんソロイベントツアー」と題して、Wake Up, Girls!にゆかりのある東北地方の6県を一人ずつ担当し、別の日に別の会場で2公演ずつ開催されました(宮城県仙台市石巻市の2箇所)。

イオン東北「にぎわい東北」イメージソングである、Wake Up, Girls!による楽曲のタイトル「TUNAGO」がイベント名に含まれていますが、TUNAGOがヘボン式ローマ字のTSUNAGOではなく、訓令式のTUNAGOと6文字になっているのは、「東北6県」の「6」が由来です(→作詞者、只野菜摘さんによる2017年5月24日のツイート)。TUNAGOについていえば、ミュージックビデオのフルサイズが2019年12月からYouTubeで無償公開されているので、ぜひ見てください(→Wake Up, Girls! / TUNAGO(Music Video))。

f:id:mickn:20200115114112j:plain

ソロ曲について

2017年と2018年のソロイベントでは、各メンバーが自己のイメージする楽曲を各自が希望する作家に1曲ずつ発注して、(演じているキャラクターではなく)各個人のための楽曲が作られました。7人は「Wake Up, Girls!」としてのアーティスト活動を行い、声優としてキャラクター名義の楽曲を歌ってきてはいましたが、独立した一人のアーティストとしての楽曲が作られたのはこれらがほぼ初めてとなりました。ソロ楽曲はライブで披露されるとともに、ライブの物販で販売されたパンフレット「Wake Up, Girls! Soloevent 2017 WUGLOVE」「Wake Up, Girls! Soloevent 2018 WUGLOVE OMOTE」の付録のCDに収録され、販売されました。この楽曲は好評で、パンフレットは後日、わぐらぶ会員向けに通販にて販売もされました。ただ、一般に販売されることもなく、配信もなかったために、機会を逃したファンにとってはレアな楽曲となり、パンフレットの中古市場での価格は高騰することとなりました。

ただ、青山吉能の2018年の『解放区』については、青森で開催された青山吉能のソロイベントにて、ライブ歌唱の撮影とYouTubeへの公開が許可され、今でも様々な位置から撮られた動画を見ることができます(→YouTubeを"青山吉能 解放区"で検索)。このイベントも会場のキャパの問題もあって、全公演参加することはかないませんでしたが、松葉杖をつきつつ、冬の東北をかけめぐったのはいい思い出です。

これらの楽曲はイベント前にYouTubeで試聴動画が公開され、あらかじめ「予習」することができましたが、2018年3月11日に福島県郡山市で開催された吉岡茉祐のソロイベントではサプライズとして、事前に予告されていた『GloriA』だけでなく、『sweet sweet place』も作成されたことが明かされ、その場で歌唱されました。サプライズ扱いだったこともあり、パンフレットのCDに収録されることはなく、ライブでの歌唱以外では聴くことのできないレアな楽曲となっていました。

試聴動画

Wake Up, Girls! Soloevent 2017 WUGLOVE

わぐらぶ限定 TUNAGO東北ろっけんソロイベントツアー

リリース

そんなソロ楽曲群が、2020年1月15日に配信限定ですが、リリースされました。アルバムのタイトルは『Wake Up, Girls! Solo Collection -7 Stars-』です。配信のダウンロード販売限定で、定額配信サービスにはなく、また、ハイレゾロスレスでの配信も無いのですが、手軽に入手できるようになったのは喜ばしいことだと思います。七人の名刺代わりにもなるこれらの楽曲、Wake Up, Girls!解散後の活動を後押しするものとなるのではないでしょうか。

おまけ

2018年のソロイベントのバックステージの映像や、東北ろっけんツアーの締めくくり的に開催されたバスツアー2日目のライブイベント『Wake Up, Girls! 5周年ライブ』の映像を収録した『Wake Up, Girls! Soloevent 2018 WUGLOVE URA』というパンフレットも存在します。これは解散直前にわぐらぶ会員向けに予約を受け付け、解散後に発送されました。ライブの詳細については以前書いたので、そちらを。

tkusano.hatenablog.com

f:id:mickn:20200115114127j:plain

もひとつおまけ

2017年6月30日にアメリカはロサンゼルスで開催されたフェス『Anisong World Matsuri at Anime Expo 2017』にWake Up, Girls!が出演したのですが、ライブの翌日、私物サイン会が開催されました。2014年のシカゴのAnime Central以来、2度目の私物サイン会です(シカゴには私は不参加)。仕事の都合で早くに帰国した3人を除く、4人だけのサイン会でしたが、私はソロイベントのパンフレットを持っていきました。いつかあと3人からも、と思ったまま、今に至ります。このロサンゼルス行の飛行機に乗る時に、あの『Polaris』という楽曲のタイトルが決まったそうですが、同じ飛行機に同乗していたことを含め、いい思い出です。

f:id:mickn:20200115112637j:plain