日誌(WUG, RGR)

Wake Up, Girls! と Run Girls, Run!のこと

TUNAGO東北ろっけんTOUR FINAL Wake Up, Girls! 結成5周年記念ライブ

2018年3月31日、4月1日の2日間にわたって『わぐらぶバスツアーPartⅢ 協賛 エンドーチェーン おかげさまで創立90周年』が開催されました。過去に2回開催されたのですが、前回が2016年5月だったので、約2年ぶりとなります。また、過去に開催された2回のバスツアーのエピソードを元にして『Wake Up, Girls!新章』の中でバスツアーが描かれたこともあり、あらためて「ハイパーリンク」的な意味あいもありました。

今回のバスツアーの目玉となったのは2日目の『Wake Up, Girls! 結成5周年記念ライブ』です。このライブはバスツアー申込期間延長発表直後に予告されたもの([わぐらぶ仙台バスツアー PartⅢ]緊急告知!)で、Wake Up, Girls!が2013年4月1日に結成されて5年経つことを記念して開催されたものです。また、3月に東北各地で開催されたソロイベントツアーの締めくくりとなるものでした。

5周年記念となるような重要なライブをなぜファンクラブ限定としたのか、といった意見はよく見られましたが、終わってみればあの構成・規模で開催するにはファンクラブ限定とするしかなかったのかもしれません。

会場は仙台市に2015年に開業した東西線の東端、荒井駅の近くのSENDAI GIGS (仙台ギグス)。2017年5月にオープンしたというライブホールはまだ新しいものでした。バスツアーの一行は朝食やラジオ体操のあとにホテルを出て、ゆりあげ港朝市で昼ゴハンをたべてから到着しました。

セットリスト

  • 【5周年記念新衣装】
  • (M.1) HIGAWARI PRINCESS <ALL PRINCESSES Ver.>
  • (M.2) 恋?で愛?で暴君です!
  • (M.3) One In A Billion
  • (M.4) 7 Girls War
  • (M.5) セブンティーン・クライシス
  • (M.6) プラチナ・サンライズ
  • (M.7) 地下鉄ラビリンス
  • (M.8) ワグ・ズーズー
  • (M.9) ジェラ
  • (M.10) 止まらない未来
  • (M.11) リトルチャレンジャー
  • (M.12) TUNAGO
  • (M.13) 16歳のアガペー
  • (M.14) 僕らのフロンティア
  • (M.15) スキノスキル
  • (M.16) 少女交響曲
  • (M.17) 素顔でKISS ME
  • (M.18) Beyond the Bottom
  • 《アンコール》
  • Polaris衣装】
  • (EN.1) Polaris
  • (EN.2) 言の葉青葉
  • (EN.3) ゆき模様 恋のもよう
  • (EN.4) 7 Senses
  • 《ダブルアンコール》
  • (ここでワグナーからWUGちゃんへのハッピーバースデーのサプライズ)
  • (WEN) タチアガレ!

Spotifyのプレイリストはこちら。

バンド

ライブはすべて生バンドで、そのメンバーは以下のとおり。2018年のソロイベントツアーの青森、石巻、郡山などにも参加したメンバーです。

ギター
IMAJO
ベース
TABOKUN
ドラム
まっしょい(山内"masshoi"優)
キーボード
イマジュン(今井隼)

衣装

衣装は今回のために新規に作られた白ベースにした衣装。タスキがけされたリボンに各人のキャッチフレーズ的のものが記されていました。

高木美佑
Keep smiling
山下七海
again & again
田中美海
Never give up
吉岡茉祐
Hope revived
永野愛
like a sakura
奥野香耶
Hallelujah
青山吉能
Try everything

5周年おめでとう!

全部で23曲。これだけの曲数を演ずるのは初めてのことで、フォーメーションダンスを特徴とするWake Up, Girls!では体力的にも大変だということもあり、チャレンジとなるものでした。

これまでの単独ライブは2時間で15曲ほどを披露するのを昼夜2回公演で行う、という流れが基本でしたが、今後1dayライブなどを行うのではないだろうか、このライブはその試金石となるのかもしれないな、と終わった後には思いました。実際、後のGreen Leaves Fesで発表された2017→2018のツアーでは2 daysの会場もあるようです。

Polarisはここで初披露です。テレビアニメ『Wake Up, Girls!新章』の最終回で公開されたこの曲、Wake Up, Girls!本人達が作詞しています。Wake Up, Girls!のこれまでの歩みと未来への思いが込められています。一人称としての「僕」が改めて、それも自身によって書かれた歌詞で使われているというのが目を引きます。『タチアガレ!』『7 Girls War』『少女交響曲』『Beyond the Bottom』といった代表曲に並ぶスタンダードとなっていくことでしょう。

www.animatetimes.com

ダブルアンコールで会場のワグナーからWUGちゃんへのサプライズ。『Happy Birthday to You』をワグナー合唱しつつ、キャンドルライトを模した電池式ライトを灯してWUGちゃんを迎え入れます。ステージの上も客席も涙で埋め尽くされていました。

会場のSENDAI GIGSは1Fに座席を設定した場合のキャパが612。その中央部を約100席(10席10列)分ほどのスペースを潰して大きなせり出しのステージとして、どの座席からも演者が近くにありました。メインステージも2階建て。さらにはスクリーンもメインの大きなものだけでなく、左右に縦長のサブスクリーンを駆使。パフォーマンスはもちろんのこと、ライティングから映像から、あらゆるものが凝りに凝りまくったライブでした。およそ500人だけの観客の前だけで披露されるにはもったいないもの。カメラもしっかりしたものが各所に配置されていましたし、どこかで映像が公開されることを期待します。

2018年9月3日追記

既報のとおり、2018年6月15日に声優ユニットとしてのWake Up, Girls!の解散が発表されました。それ以降、ホームツアーのPART Iが開催されましたが、現時点でこの5周年記念ライブが既存曲で作成されたセットリスト構成のライブとしては最長かつ最強のライブです。Green Leaves Festivalは投票によるランキング形式でしたし、ホームツアーはPART Iはパーティ感あふれるライブを越えたエンターテインメントショーといった趣です。ライブパフォーマーとしてのWake Up, Girls!追体験するためにもこのライブはおすすめです。

2018年9月3日のファンミーティングにおいて、このライブの映像を含む「『わぐらぶ限定 TUNAGO東北ろっけんソロイベントツアー』パンフレットURA」の完全受注生産販売が発表されました。ファンクラブ限定品になると思いますのでぜひファンクラブ「わぐらぶ」へ入会を。今からでも間に合います!!

わぐらぶ限定 TUNAGO東北ろっけんソロイベントツアー「パンフレットURA」完全受注生産決定!!

「わぐらぶ」新規入会・継続手続きに関する重要なお知らせ