日誌(WUG, RGR)

Wake Up, Girls! と Run Girls, Run!のこと

2016-07-17 Wake Up, Girls! 3rd LIVE TOUR「あっちこっち行くけどごめんね!」 舞浜公演レポ

2016-07-17、千葉の舞浜のアンフィシアターで開催されたWake Up, Girls! 3rd LIVE TOUR 「あっちこっち行くけどごめんね!」 の初日、昼夜公演のレポです。曲名に特に注記ない場合は全員で歌ってます。

開演前

CMコーナー
  • わぐらぶのCM
  • おむすび名人くつろぎ編と、NG集
  • エンスカイのWUGトレーディングコレクション

この3つが2回流れました。

マナー注意 (開演10分前)

お約束たいそう2 (田中美海 with 青山吉能)

開演10分前くらいから流れ始めますので、早めに入場しましょう。

前回の2ndツアーで初めて取り入れられた試み。2ndツアーでは田中美海が独りで「お約束たいそう」を歌うビデオが流れたが、今回はパワーアップ。ちなみに2ndツアーの映像は「Wake Up, Best! 2」のBlu-ray付バージョンに収録されているので見たことない人は是非買いましょう。iTunes などでもビデオが販売されています (iTunes Storeのお約束たいそう)。また、Wake Up, Girls!公式ファンクラブの「わぐらぶ」では映像の別バージョンを見ることもできますので入会しましょう。

さて、「お約束たいそう2」ですが、RADIO FISHのPERFECT HUMAN風の曲。田中美海がいつもの芋ジャージで歌い始めるが、右後ろに後ろ向きの青山吉能がずっと立っている。ある程度歌が進行したところで青山吉能がこちらを向きサングラスを付けた顔をも見せ、踊りだす。ここで会場大爆笑。で、両手を後ろに羽のように伸ばす例のダンス風。最後の方では田中美海と一緒にぐるぐる回って踊る。なお、歌声は田中美海が素で歌うというより、片山実波として歌ってます。

なお、昼の部と夜の部では少し違ってて、夜だとダンスの後に「はぁ、疲れた」みたいに二人で語るシーンがちょっとついている。

影ナレ(作・吉岡茉祐)

おなじみ吉岡茉祐先生の手による影ナレ。全会場、全公演の14パターンを書かれています。今回はあらかじめ収録したものを流していますが、以前は舞台裏で生でみんなが台本を手に演じていました。昼の部がキャラクター達による寸劇、夜の部が3次元Wake Up, Girls!の皆さんによるラジオ番組風のショートショート

昼公演

東京シンデレラ発掘オーディション(岡本未夕、菊間夏夜、七瀬佳乃?)

オーディションの案内をどっかから持ってきた岡本未夕が参加しようと言い始めるが、WUGはどうするの?と菊間夏夜に突っ込まれる。しかし、賞金1,000万円ということでその気に。シンデレラということで「未夕シンデレラ」と「夏夜魔女」の妄想劇も繰り広げられるが、受験料500万円かかるということに気がついて諦める。

夜公演

みゅーちゃんとゲストがかわいいだけのラジオ(高木美佑奥野香耶)

パーソナリティは高木美佑、ゲストに奥野香耶。初回にして最終回。

最初のコーナーで「ばーちーの天使のおすすめグルメは?」

落花生が有名だけど、グルメかなぁ。でも給食に味噌ピーナッツが出てきたよという話題に。グルメだと勝浦坦々麺があるよ、と。ラジオでもやったねー、と話題に。(「WUG!らじ」のTWiLiGHTの回のグルメ企画で登場した記憶が)

次のコーナーは「プリンセスの噂」

プリンセス担当の高木美佑についての裏話を暴露?するコーナー。高木美佑については「高木美佑、家庭的説」

  • 料理ができる (本人曰く、いかに包丁使わずにすませるか、みたいなゲーム的感覚で挑戦してる)
  • 緑が欲しいとサボテンを買った (奥野香耶「おしゃれ女子だ」)
  • 白い家具で揃えようとしてる (奥野香耶「私も白い家具好き!」)

オープニング

バックスクリーンにオープニング映像が流れます。3rdツアーのロゴが出、海の上を日付、会場名、などの文字が飛んでいきます。航海の地図に重ねてメンバー紹介。高木美佑山下七海田中美海吉岡茉祐永野愛理、奥野香耶青山吉能。また、過去の映画やライブのキービジュアル、CDのジャケットやWUGプロジェクトそのものの最初期のティザービジュアルが新しいものから古いものへと順番に流れました。

映像が流れ終わると、全員、今回のツアーのためにデザインされた新衣装で登場。3曲続けて一気に歌います。

いきなりの「Beyond the Bottom」からのスタート。会場は白一色に包まれますが、基本カラーの緑など、他の色で準備してた人は慌てたことでしょう。背景のスクリーンには各曲のライブのために前回のツアーなどのために作られた映像が流れましたが、舞浜では所々でステージ上のメンバーの様子が差し込まれました。2ndツアーの時も舞浜だけ同様の演出。Beyond the Bottomは映画のライブシーンと、MVを組み合わせた独自のもの。

オープニングの挨拶

ここで全員が挨拶。いつものように、高木美佑山下七海田中美海吉岡茉祐永野愛理、奥野香耶青山吉能の順に挨拶。ツアーの意気込みなどなどを語っていたと思います(すみません、ちゃんとメモってません)。「あっちこっち行くけどごめんね」を「あっちゃこっちゃ...」と昼の部では吉岡茉祐が言い間違えてま「まぁ、どっちでもいいや」みたいにごまかしてましたが、夜の部ではしっかりと言えてました。いつもしっかりしてるまゆしぃが間違えるとは珍しい。

それから今回の目玉でもある新曲の紹介。3人と4人のユニットに分かれた2曲があることが案内されます。どちらも永野愛理振り付け。前回のツアーでは1曲だけ振り付けでしたが、今回は2曲。また、プリンセスシステムの紹介も。各会場ごとに「プリンセス」が設定されていて、そのプリンセスが新しいキャラソンを披露することになっています。これはあらかじめ発表されていました。また、衣装もプリンセスはちょっとだけ違っていて、キラキラ感が増しています。

ここでステージ斜め前にいたスタッフから金色のステッキが投げ込まれて田中美海がキャッチ。山下七海経由で高木美佑に渡されます。永野愛理が「このステッキが登場したということは〜?」と煽りますが、昼の部では観客は「何だろう」と置き去り感。夜の部では新曲が全部で3曲あることなどをトークで紹介してたので問題なかったのですが、昼の部はちょっととっちらかってしまいました。

  • 4 )HIGAWARI PRINCESS - PRINCESS Miyu Ver.

この曲は各会場の「プリンセス」がセンターを担当します。ステッキは順番にメンバーに回されますが、基本的にはプリンセスがセンターに立ち、ステッキ裁きを見せます。途中でステッキをステージ近くのスタッフに投げ返したり、戻してきたり、のようなアクションもあり、田中美海の動きが見事でした。もちろん、センターの高木美佑、ステッキのダンスが映え、輝いていました。

新曲2曲。outlander rhapsodyは男の子視点の曲かもしれません。舞浜会場だと特に昼の部は音響がちょっと調整がうまくいってなかったのか歌詞がうまく聞き取れないことが多々ありましたが、かっこいい。

WOO YEAH!は前回のキャラソン。メドレーでワンコーラスだけ聞くことは多かったのですが、フルで歌うのは機会が少ないので嬉しいですね。とても盛り上がります。そして、新キャラソンは可愛い。もうキラキラしてます。

物販紹介 (ショッピング高木、田中美海吉岡茉祐)

ここで物販紹介コーナー。着替えも兼ねてるので事前収録のビデオが流れます。2ndツアーでも同様のコーナーがありました。舞浜ではショッピング高木がメイン。

昼公演

昼はマフラータオル

マフラータオルを案内すると、田中美海が「またタオルかー」と突っ込み。ではということでVTRに変わり、マフラータオルで顔を隠してWUGの6人が後ろからタオルになりきって?何かしゃべります。高木美佑のVTRがなく、みゆもやりなよー、とみにゃみとまゆしぃに突っ込まれ、ショッピング高木も演じました。なお、青山吉能がタオルにデザインされてる碇を怒りだったかにに引っ掛けてダジャレを言ってましたが、何でしたっけ。「吸引力が変わらないよ。ダイソン高木のマフラータオル!」

夜公演

夜はライトブレスレット

夜はライトブレスレットの紹介。今回初めての商品。ワグナーブレードのように色も変えられる光りもの。でもそれだけじゃねぇ、ということで他の使い道をショッピング高木がジェスチャークイズで示そうとする。ジェスチャーというか、なんだかわからないものになりましたが、答えはイカ釣りのための集魚灯。みにゃみ「イカがいっぱい釣れるじゃなイカ」まゆしぃ「いいじゃん釣ろうよ」と。なお、横には「※個人の憶測です」の注意書きも。

値段は15,000円、のところを勉強して1,500円という茶番も。

I-1clubの曲コーナー

東京ドームのアイドルの祭典の映像などをバックにジェネラルマネージャーの白木さんのアニメ映像。そして例の掛け声など。

ここで、WUGの7人がI-1clubの新衣装で登場。あとで紹介されましたが、運命の女神のトランプ風ジャケットをベースにしたデザイン。頭のリボンが7人でちょっとずつ異なってます。

  • 9) 止まらない未来
  • 10) 運命の女神

「止まらない未来」はペンライトが青、「運命の女神」はTeam S ver.風に赤のようです。次の曲は公演ごとに変えます、という案内のもと、7人のうち4人だけがステージに残って歌い始めます。

昼公演
夜公演

昼公演の後、知り合いと話してた時、I-1clubの曲って14曲もなかったんじゃないかなぁ、ということでネクストストームもI-1グループだし来て欲しいね、と話してたのですが、夜公演に来た時は大盛り上がり。後のトークで青山吉能が話したのですが、高まってしまってひざまづくところで膝を強くステージに打ち付けてしまったそうです。ちょっと痣ができたかもと言ってましたが、結局は大丈夫だった模様。

原点へ

ここで演者が全員はけて、バックスクリーンにアニメの映像が。『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』『Wake Up, Girls! 青春の影』、テレビシリーズの12話、9話、7話、5話、1話、『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』『Wake Up, Girls! 出逢いの記録』そして仙台駅、という順に時間をさかのぼって映像が流れていきます。オープニング時のキービジュアルの構成といい、このアニメ映像のさかのぼりといい、なんとなくツアーのテーマらしきものが見えてきます。そしてそれは以降のセットリストで明らかに。

ラスト

Beyond the Bottom衣装にて再登場。最初にBeyond the Bottomを歌ったのになぜ?という気持ちがありましたが、その理由はみんなが推測し、そしてそれは2会場目の大阪ではっきりすることとなりますが、それはまた後の話

2ndツアーの時は「言の葉 青葉」ではプロジェクションマッピングがあったため、「ライトを消してください」というスクリーンの文字によるアナウンスの後に披露されましたが、今回はそういうのはありません。しかし、コールもなく、静かに聴き入ります。光渡しのところなど、まだまだ曲数が少ない時の最初のソロイベントで見た時にゾクゾクっと来たことを思い出しました。16歳のアガペーも初期の曲の中では人気曲。みんなそういう年齢の頃にオーディションを経験してましたね。

告知
  • Wake Up, Girls! character song series 2 が 9/28 に7枚同時に発売
  • Wake Up, Girls!トレーディングコレクション (トレカ)
  • 3rd LIVE TOURの他の会場のチケットをロビーでも販売中
  • (夜の部ではここでWUGの舞台のことも紹介されました)

以上、ひととおりの告知が終わったところで「最後」の曲。始まりの曲です。

  • 14)タチアガレ!

始まりの曲。力強い。やはり大盛り上がり。ここからBeyond the Bottomまでの道のりを思うといろんなことが思い出されます。舞浜のステージということで、円形の昇降台の上に全員が乗り、最後の方で歌い切る直前のところで下へと降りて行きました。

アンコール

3rd LIVE TOUR Tシャツで再登場

  • EN1) 7 Girls War

テレビシリーズのオープングテーマ。本放送時には3話からでしたが、パッケージ版では初回から使われています。この曲に関するエピソードはいろいろあるのですが、省略。しかし何と言ってもコールが楽しい。

昼の部ではサプライズの告知として、舞台化発表(青葉の記録)。2014年のエイプリルフールでは実写化が発表されたりと、いつかは実写なり舞台でとファンが待ち望んでいただけに、嬉しいものでした。時期は2017年1月。場所は代々木の「AiiA 2.5 Theater Tokyo」で、脚本がプロジェクト立ち上げ時から脚本を書かれてきた待田堂子さん、音楽は神前暁 MONACA、演出は柿ノ木タケヲさん。出演はWUG7人のキャストは当然本人たち。舞台経験者の吉岡茉祐、演劇部にも所属してたことのある田中美海、ゲスト出演ながら舞台にも立ったことのある青山吉能高木美佑。みんな、吉岡先生、よろしくお願います、と。発表内容は今の所ここまでですが、せめて4日程度はやって欲しいですね。

夜は舞台化の告知はアンコール前の告知コーナーでさらっと流しましたので、すぐに曲に行くかのようにみんなが振りをして、山下七海も「ご‥」と言いかけますが、サプライズでHAPPY BIRTHDAYソング。山下七海21歳。ななみんは「いろんなところからワグナーを引っ張ってくるのが私の役目だと思っています」と力強い宣言。頼もしい!

そして、最後の曲。

  • EN2) 極上スマイル

ステージ上でみんなが自由に動き回り、会場を巻き込んだお祭り空間に。豊作豊作のおなじみのコールや、銀テープが飛び出す演出も。銀テープはこれまでも使われてきましたが、今回は初めて各人のメッセージが書かれていました。昼の部では気づかなかった人も多かったのですが、その情報が出回った夜の部ではみんな拾ってました。ちなみに大阪公演でも銀テープが降ったのですが、幅と長さが違い、メッセージも違っていました。ひょっとして全会場で異なるのでしょうか。ちなみに私は不発のロールの塊を偶然に拾ってしまいました。

ここで公演終了。アニメの展開の先の見えない不安の中、そんな中であっても着実にアニメも声優ユニットである本人達もファンを増やし続けているWake Up, Girls!の新しいツアー。原点へと戻る旅はどこへと向かうのでしょう。