公演データ
- 開催日
- 2022/08/13
- 時間
- 昼: 14:30 開場、15:00 開演、16:47 終演
- 夜: 18:00 開場、18:30 開演、20:23 終演
- 会場
- BIGCAT
セットリスト
- (RADIANTの衣装で登場)
- M1. 蒼穹のBlue Grandia
- M2. Share the light
- M3. スライドライド
- MC
- M4. Break the Blue!!
- M5. RADIANT
- MC
- ソロコーナー
- M6. 感情にダッシュ!(森嶋優花)
- M7. 拝啓ディアナイト (厚木那奈美)
- M8. 点とミライ (林鼓子)
- (ラジオっぽくソロ曲を紹介。影ナレ的な事前収録のもの。昼夜同じ)
- (今ライブにて初披露の衣装で登場)
- M9. ルミナンスプリンセス
- M10. プリマ☆ドンナ?メモリアル!
- M11(昼). ダイヤモンドスマイル
- M11(夜). キラリスト・ジュエリスト
- M12. ランガリング・シンガソング
- MC
- M13. Believer Switch
- M14. カケル×カケル
- (本編終わり。3人はける)
- (クラップでアンコール。衣装はチェック柄スカートに顔Tシャツ)
- EN1. My Best Shine!!
- MC
- (トーク、記念撮影、物販紹介、一人ずつ挨拶)
- EN2. 無限大ランナー
「My Best Shine!!」途中での、はやまるの叫び
- 昼: みんなありがとう、大好きだよー
- 夜: 大阪、大好きやでー
大阪とRun Girls, Run!の思い出
大阪でのライブ。大阪での単独でのライブは、1stツアーの初日、2018年10月28日のESAKA MUSEでの公演以来である。会場へと登っていく物販や入場の列、開演前のスクリーンで流れるオープニング映像に煽られる期待感と緊張感。3人がステージに現れた時は、いよいよ彼女達のストーリーが始まるのだと、歌い出す前から感極まって涙が出そうになっていた。そんな思い出の大阪。
大阪へはリリースイベントでも何度か通った。Run Girls, Run!も最初は、まぁ行ければ行くかくらいの距離感で応援をしていた。そんな私が「リリースイベントの参加券の入手」「リリースイベントへの参加」「予約していたCDの回収」のためだけに東京と大阪を何度も往復するほどになってしまった。
初期の仙台や大阪でのリリースイベントの様子を漏れ聞いたり(参加者がとても少なかったようだ)、1stツアーのチケットを何度も手売りしているのを見て、少しでも力になればと通うようになった。Run Girls, Run!には物語が無いと一部の人からは冷たく評論されていたけど、実際に走り回る3人を見ていると、そんなことはとても口にできるものではなかった。台本通りには進行しないライブのような生きたステージ。まだ仔細に書くには躊躇することもまた多いのだけど、あらゆることが起こっていた。
2019年1月19日のANIMAX MUSIX 2019 大阪公演も印象に残る出来事だった。Run Girls, Run!として大規模なアニソン系のフェスへ出演できたのはANIMAX MUSIXの大阪と神戸の2回くらいしかなかったのだが、そのうちの最初の回である。
このANIMAX MUSIXではRun Girls, Run!の衣装制作のクラウドファンディング参加者のために大阪城ホールのスタンドの一角にRGR応援シートが用意された。ユニットカラーのピンク色のシャツで統一された「ランナー」が「Break the Blue!!」の時に会場を青に染めたのだ。
「Run Girls, Run!のユニットカラーはピンク」くらいの認識で占められる会場を見下ろす席にいた「ランナー」達、Break the Blue!!のイントロが流れ始めると同時にペンライトを青く変えた。ピンク色の一軍がクラウドファンディングによる参加者であることを事前に案内されていた一般の参加者は、水面に投げ込まれた石ころが波紋を広げるかのように、徐々に色を変え、会場は青く染まった。
※追記 大阪ではないのだけど、「物語」といえば、閉鎖されたブログ「な毎か」のバックナンバーをチェックしてて思い出したのだけど、2019年5月19日の「ダイヤモンドスマイル」リリース記念 『Run Girls! Run!スペシャルフリーイベント in 洗足学園音楽大学』というイベントがあった。音楽大学の良くできた1,000人以上収容できる大きなホールで無料でRun Girls, Run!のステージが見られるというものだった。有料のリリイベでなく、無料だったこともあってかRun Girls, Run!公式はロクに宣伝もせず、告知はあったが集客に熱心なようでもなかった。前日には声優魂というか81プロデュース関連のイベントがあり、それとの連動もあるかと思ったが特に言及されるわけでもなかった。フタを明けてみれば広大なホールに客はまばら。100人もいなかったと思う。「いつかこのホールを満員にしたい」とステージの上からの声が聞こえた。笑顔で走り回っていたが、その向こうにはどこか悲壮感もあった。なんとしてでも、と思ったのはこの体験があったからかもしれない。
大阪といえば、幻の3rdツアーの会場、なんばグランド花月地下のYES THEATERというのもある。今回の5thの会場、心斎橋のBIGCATからもそれほど遠くなく、今回の遠征ついでに訪れたりもした。追い風も感じていたあの時、あの3rdツアーが実現していたら3人の歴史は変わっていたのかもしれない。ここがあの会場かと感慨深くなる以上に悲しくもなった。
また、遠征や旅行で心斎橋付近は何度か来ているとはいえ、アメリカ村近くはそれほど馴染みがなかったので、前日や当日は近所を歩き回って雰囲気も楽しんだ。
会場のBIGCATはBIGSTEPというビルの4階。台風の影響でひと雨来そうではあったが、なんとかもった。レコ販ではダイヤモンドスマイルのサイン入りポスターを引くことができた。
トークの断片メモ、昼
挨拶
- 森「BIGCATは初。まだ初めましての会場があることが嬉しい」
- 3人「(BIGCATに対して)「はじめましてー」
(挨拶は大事という話題から)「avexタレントとしての心得」の話になる。「1に挨拶」「2に笑顔」なんだそうだ。3人の笑顔はいつもまぶしい。
アンケート
「昨日から来た人?今日から来た人?たこ焼き食べた人?お好み焼き食べた人?551食べた人?
かき氷
- 林「暑いから気をつけて。補給忘れずに。かき氷とかいいよ」
- 森「かき氷にかける…なんだっけ…ソースは何がいい?」
- 他「ソース?シロップのこと?茶色が思い浮かんだ」
- 森「カルピス原液」
- 林「あんず」
- 森「おばあちゃんみたい」
- 林「前はブルーハワイが好きだった。体に悪そうなのが好き。○クター○ッパーとか」
- 厚「(ナチュラルに可愛らしく)いちご」(他のものだったかも)
- はやまるともっちー、あっちゃんの回答を聞いて、やっぱこのかわいらしさだよと己を振り返る
- 森「(全力のぶりっ子で)レモンかなあ❤️❤️❤️」
- 林「かえれ!」
暑いということで、うちわで3人がランナーを、ランナーが3人をあおいだりする一場面も
「はじめてランガのライブに来た人?」というステージからの質問に結構多く手が上がる。これを見て3人はとても喜ぶ。
衣装
- 林「新衣装は足が長く見える」
ポーズを取るはやまる。
アンコールの物販紹介にてアクスタの紹介
最後の3人のあいさつ
- 厚「出会えたゼンブのいいね⭐︎が 勇気をくれた」「ここまで一緒に駆け抜けてくれてありがとう」
- 林「改めてランガはいい曲がいっぱいあるなあと思った」
- 森(すみません、メモを逃してしまいました。リーダーとしてしっかりとした挨拶をされていました)
トークの断片メモ、夜
マスカラ
- 林「マスカラが大ばあれ」
- 厚「(マスカラを)泳がしといてやるぞ」
塩分
- 林「塩分チャージ重要」
食卓塩で?岩塩で?と話題が転がる
プリ☆チャンメドレーの話
- 「酸欠になってない?」
- 「タオルがいい匂いがする」
- 森「何か言おうとしてたのだけど…思い出せない」
- このあたりでランナーが座る
- 林「吹奏楽部の時、座るな、と言われてた。うまくごまかして座ってたりしたけど」
- 森嶋さん、何を話そうとしてたか思い出す。
- 森「プリ☆チャンメドレー、どれが一番好き?」
- 「ルミナンスプリンセス」「プリマ☆ドンナ?メモリアル!」「キラリストジュエリスト」でアンケート取る
- 「『キラリストジュエリスト』はイヤモニしててもうめき声聞こえたよ
- 「キラリスト・デュエリスト」
「ちょっと一杯飲ませてくれ」と、水分補給するもっちー
最後の挨拶
- 厚「5周年一緒に迎えてくれてありがとうございます。ランナーさんに感謝。メンバーと目が合う時幸せ。永遠(に続けばいいのに…)」
- 林「あっという間。時間がすぎるのはやい」
- 森「ステージ前はみんなをひっぱって行くつもりだったけど、実際はランナーさんにひっぱられた」
ライブの後…
文字通り嵐を吹き飛ばしてしまった、ツアーでの大阪公演。ひょっとしたら最後の大阪でのライブになるのかもしれないけど、なんだかまだこれから先へと続いていきそうなそんなライブ。ステージでの姿を見ると、いろんなモヤモヤがふっとびました。
このブログを書いてるのは10月で、メモを元に書き起こしているのだけど、書いていくとステージの、また、その前後の情景がくっきりと蘇ってきます。
夜には久々のランナーが集まってのオフ会。そして翌日には決起集会(サイン会)。解散が迫っているという補正もゼロではないけど、それよりも5年の積み重ねの強さというのを感じました。最初の頃はラジオでやってたコーナーをライブ中でもやることでステージを作っていたのだけど、今回のツアーは飾り付けもスクリーンも、なんらかのテーマのあるトークコーナーは無く、歌とダンスとブロック間のつなぎのMC、生の3人の力だけでエンターテインメントとして成立しているし、それによって見てるこちらは気持ちが昂ぶるし、晴れやかになれる。そんな最強のライブが2022年の大阪にあったのだよ、ということをここに記録しておきます。
2022年4月1日から後にこのブログにたどり着いた人がいたら、そんな楽しい時間を過ごしていた人たちがいたんだということを知っていただいたら嬉しいです。