日誌(WUG, RGR)

Wake Up, Girls! と Run Girls, Run!のこと

81声優フォークソング部 スペシャルイベント in 池袋サンシャインシティ 噴水広場

声優事務所の81プロデュースと、音楽レーベル会社のエレックレコードの共同企画、「81声優フォークソング部」の無料イベントが池袋サンシャインシティの噴水広場で開催されたので行ってきました (以下、敬称略)。

81声優フォークソング部のメンバーは新人の古賀英里奈、屋代瑠花、仲咲志織、一ノ瀬ゆうり で、一ノ瀬さんはまだ正式に所属する前の研究生とのこと。これまでも4月22日にYouTubeでの配信や、9月10日の原宿ペニーレインでのスペシャルイベント(古賀英里奈、屋代瑠花、仲咲志織、一ノ瀬ゆうりが作詞作曲したフォークソングを披露!「81声優フォークソング部 スペシャルイベント」が9月10日に開催)がありましたが、今回が大勢の前に出る初めてのイベントということになるでしょうか。

ゲストとして、吉岡茉祐田中美海が出るということもあり、平日ではありましたが、気まぐれに行ってみることにしました。

会場は噴水広場で、座席と立ち席があり、座席については13時から整理券を配布(席は抽選)で、私は1番を引き、最前のステージに向かって一番右側。整理券もらったら一旦家に戻りましが、ほぼフルサイズのリハーサルもあったようです。

噴水広場というと、i☆Risの無料イベントや、Run Girls, Run!のキラットスタートのリリースイベント(ミニライブ+握手会)、最近だとIBERIs&など、81プロデュース絡みの無料イベントで来ることが多いな、という思い出。

スタッフの中には元はavexRun Girls, Run!のマネージャーだったらしき方をIBERIs&のイベント以来にお見かけしたり。今メインで追いかけてる、Run Girls, Run!も解散前にまた噴水広場に立ってほしかった気もするけど、まあ、ここに立つ機会はないかなあ。

さて、17:30開場し、座席に着席。18時の開演を待ちます。

しばらくしてBGMに背に4人が登場。ギターのセッテイングをすませ、「1、2、1・2・3・4!」の発声で演奏&歌唱スタート。

ここでMC。古賀英里奈、屋代瑠花、仲咲志織、一ノ瀬ゆうり、の4人がそれぞれ自己紹介と、このプロジェクトの説明。

個人的に知ってたのは屋代瑠花さんで、シンエイ動画81プロデュースの共同企画だった「What 声 You?」から始まった「アイドールズ!」の「るか」役だったこと。そのオーディションにも吉岡茉祐高木美佑奥野香耶といった元Wake Up, Girls!メンバーが絡んでいたなあ。古賀英里奈は81所属前にも「THEカラオケ★バトル」出演経験があったり、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』のメインテーマを歌唱していたりと、歌が強そう。実際、今回のライブで歌声は響いていました。仲咲志織さんは81オーディションの小学館賞受賞。一ノ瀬ゆうりさんはイベントの最後のほうの挨拶の時の話によれば研究生だそうです。

そして、ここからは「朗読ライブ 半寿女学院 〜噴水広場編〜」がスタート。FS部員の4人の生徒を演じつつ、ライブを挟む形式。

  • M2. エレック名曲メドレー
    • M2-1. 今日までそして明日から(よしだたくろう吉田拓郎)) by 古賀英里奈
      1970年11月1日発売のアルバム「青春の詩」収録。後に1971年7月21日発売に3枚目のシングルとして発売
    • M2-2. さなえちゃん(古井戸) by 一ノ瀬ゆうり
      古井戸は加奈崎芳太郎仲井戸麗市のフォークデュオ。1972年3月5日発売のアルバム「古井戸の世界」収録。
    • M2-3. 眠れない夜(泉谷しげる) by 仲咲志織
      1974年10月25日発売の4枚目のシングル。同月発売のアルバム「黄金狂時代」にも収録。
    • M2-4. 飛びます(山﨑ハコ) by 屋代瑠花
      1975年10月1日発売のアルバム「飛・び・ま・す」収録。
  • M3. 母に捧げるバラード海援隊) by FS部
    1973年9月25日発売のアルバム「望郷篇」収録。同年12月10日にシングル・カット。
    FS部メンバーの出身地?に合わせた方言に歌詞をアレンジして歌唱。

部活遠征の課題曲を歌おう、と、各人が順に披露。

朗読ライブ終わり。MC。1年ほどレッスンしてきたとか、そういった話を。そして、ここでオリジナル曲を披露。4名それぞれが自ら作詞・作曲した曲。

以下のセットリストで、曲名の正式な表記は不明です。

  • M9. うたたね by 一ノ瀬ゆうり
  • M10. 一番星 by 仲咲志織
  • M11. クチナシ by 屋代瑠花
  • M12. グロージャー by 古賀英里奈

MC。「グロージャー」とは「グロージャーの法則」のグロージャーだそうで、そのことについて語っていました。オリジナル曲は前回のイベントでも披露したそうですが、一ヶ月前に「オリジナル曲を作らないか」と言われたそうですが、それでこのクオリティとはたいしたもんだ、というものでした。

ここで後半戦。ゲストが登場です。

登場したのは、吉岡茉祐田中美海、山内平、山崎裕也の4名。吉岡、田中、山内は81プロデュースの声優で、山崎はFS部のギターの先生で、エレックレコード所属のユニットMOTOR HOTELのメンバー。81所属の吉岡茉祐田中美海は同年代ということもあってWake Up, Girls!時代の頃から息のあったコンビで、ライブダムカンパニーという番組ではMCやりつつ、イベントなどで一緒に歌うこともありました。山内平はギターの得意な新人の男性声優。

  • M13. 結婚するって本当ですか(ダ・カーポ) by 吉岡、田中(演奏:山内、山﨑)
    1974年6月1日発売の大ヒット曲。
  • M14. 遠い世界に(五つの赤い風船 ) by 吉岡、屋代、仲咲、山内、山﨑
    1968年5月8日発売のアルバム「高田渡五つの赤い風船」に収録。1975年には「みんなのうた」でも取り上げられ、合唱曲として教科書にも掲載。
  • M15. 冬が来る前に(紙ふうせん) by 田中、古賀、一ノ瀬、山内、山﨑
    1977年11月11日発売。大ヒットし、教科書にも載るスタンダードナンバー。
  • M16. あの素晴しい愛をもう一度(北山修加藤和彦) by 全員
    1971年4月5日発売のシングル。今に歌い継がれている。カヴァーも多く、アニメやドラマの挿入歌として使われることも多い。

以上でイベント終了。公式ツイッターの告知や、4人からの挨拶など。19:21終了。

始まったばかりの活動を、まもなく解散を迎えるRun Girls, Run!のファン、解散してしまったWake Up, Girls!のファンとして複雑な心境をしつつも、そのクオリティに関心してしまった。

フォークソングって1970年生まれの私にとっは、上の世代のヒット曲といった位置づけで、知ってはいるし、学校で歌った曲もあるなあ、といった感じ。若い世代に歌いついでいくための試みなのだろうか。アイドル系、ロック系とはまた違う味わいでいいのではないでしょうか。

 

さて、この翌日、田中美海が三代目の「トーマス」、古賀英里奈さんが二代目の「ニア」としてフルリニューアルし2Dアニメとなる『きかんしゃトーマス』で共演するというニュースが。めでたいことですが、田中美海と同期でWake Up, Girls!出身の青山吉能が初代ニアになったことをたいそう喜んでいたことを覚えているので、複雑な気持ちです。